現代社会

即位礼正殿の儀についてわかりやすく解説します

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即位礼正殿の儀についてわかりやすく解説します
「即位礼正殿の儀が執り行われているけれど、一体どんな儀式なんだろう?海外でも報道されているのかな?」

このような疑問に答えていきます。

即位礼正殿の儀とは即位の礼の一部

天皇陛下の御即位を広く披露(ひろう)するための儀式のことを即位の礼と言います。
即位礼正殿の儀とはこの即位の礼の中心儀式で、諸外国における戴冠式、即位式にあたります。

即位礼正殿の儀とは即位の礼のあくまで一部分のことを指しているようです。

即位の礼の内訳

即位の礼では主に5つの儀式が行われます。

剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)

皇位継承があった当日に行われる儀式。新天皇や男性皇族が宮殿正殿・松の間に入り、新帝の前に置かれた案(机)に三種の神器のうちの剣璽と御璽、国璽が安置され、新帝が剣璽に挟まれて退出する。大日本帝国憲法下での剣璽渡御の儀(けんじとぎょのぎ)にあたる。

この儀は、新天皇を国民や外国に公にする為の即位の礼とは違い、天皇の崩御・譲位直後に行われます。

また今回、片山さつき地方創生担当相が、女性としては憲政史上初めて剣璽等承継の儀同儀へ参列をしたことがニュースにもなっていました。
片山氏、女性初の列席=剣璽等承継の儀 | 時事ドットコムニュース

即位後朝見の儀(そくいごちょうけんのぎ)

皇位継承当日か、後日行われる儀式。天皇が即位後初めて三権の長をはじめとする国民の代表者と会う。正殿松の間に天皇・皇后や皇族が入場し、天皇の「おことば」の後、内閣総理大臣の式辞がある。

三権の長とは、権力分立の原則に基づいて統治機構を構築している国家のうち、いわゆる三権分立の形態をとるものにおいて、それぞれ三権(立法権、行政権、司法権)を司る機関の長を指します。日本国憲法下の日本においては、衆議院の議長(立法権)、参議院の議長(立法権)、内閣総理大臣(行政権)、最高裁判所長官(司法権)を指します。

また、天皇の「おことば」は宮内庁ホームページにて確認できます。
即位後朝見の儀の天皇陛下のおことば(令和元年5月1日) | 宮内庁

即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)

天皇が即位を国の内外に宣明する、いわば即位の礼の中心といえる儀式で、戴冠式、即位式に相当する。
各国元首、首脳らや国内の代表が参列する。皇位継承当日とは日を隔て行われる。宮殿正殿の松の間に高御座、御帳台が設置されて、それぞれ「御装束」に身を包んだ天皇・皇后が登り、諸皇族、三権の長が左右に控える。天皇の「おことば」があり、内閣総理大臣が祝辞である「寿詞」を読み上げ、万歳を三唱して参列者一同がこれを唱和する。

このため国内外から賓客が招かれ、特に国外においては国家元首あるいは首脳が参列するようです。

諸皇族の方々が参列される様子がSNSで拡散されています。とても華やかな印象を受けます。

また、当日はいずれも国民の休日となることが法律で決められております。
「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律」について | 内閣府

祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)

即位礼正殿の儀終了後、天皇・皇后が皇居宮殿から赤坂御用地にある赤坂御所まで御料車でパレードする儀式。

饗宴の儀(きょうえんのぎ)

即位礼正殿の儀に参列した内外の賓客に対し、謝意を表してもてなすための宮中晩餐会。即位礼正殿の儀当日に始まり、宮殿豊明殿や長和殿にて数回開催される。

御即位を披露され、祝福を受けられるための饗宴です。10月22日(火)、25日(金)、29日(火)、31日(木)に宮中で行われます。参列者は、内外の代表2600名程度です。
また、平成の饗宴の儀で出されたお料理も公開されています。
平成の饗宴の儀で出されたお料理 | Yahooニュース

令和元年10月22日の即位礼正殿の儀

以上、即位礼正殿の儀(即位の礼)について詳しく紹介しました。
実際は執り行われる日程は厳格には守られておらず調整されることもあるようです。

当日のスケジュールや参列については政府広報オンラインで公開されています。
天皇陛下の「即位の礼」に関するお知らせ | 政府広報オンライン

海外ではどう報じられているのか

海外の報道についてはこちらの記事で紹介しています。日本の報道ではあまり説明されていない部分も海外の報道では多いです。

【翻訳】即位礼正殿の儀は英語で何?海外の報道を3つ紹介

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